本システムに導入されている映像合成技術は日本放送協会放送技術研究所様とビジュアルデザイン株式会社とが共同開発した映像技術であり、次世代放送技術として日本放送協会放送技術研究所様との連名で特許出願中です。
(特願2003-402531)
システム概要
本システムは、放送本線用映像HD SDI(デジタルハイビジョン)カメラを接続して構成されます。従来におけるブルーバックにて撮影を行い、別画像をブルーバックに合成させる方法(クロマキー合成)に変わって、リアルタイムに画面の合成および編集を行うことができます。本システムはテレビの生放送時に於いてリアルタイムに画面の合成を行う事でバーチャルスタジオの形成等に使用できます。本システムを使用した合成映像は、2003年2月1日にNHKの50周年記念番組の中で”次世代放送技術”として生放送されました。
イメージ図
本線動画映像のの背景がブルーバックではなくても、他の背景動画映像をリアルタイムに合成できます。
また、背景だけではなく、前面にもリアルタイムにCG動画映像を合成することができます。
*予告なく他の媒体への転写等を禁じます。
バーチャルスタジオイメージ
NHK放送技術研究所内スタジオでのデモストレーション
手前のモニターには実際スタジオには存在しない画像(障子)がリアルタイムに合成表示されています。この様にリアルタイムで以前取材した画像との合成で現地でのバーチャル取材を実現することも可能です。距離での合成なので存在しないCG画像などがモニター上ではアナウンサーの前に合成することが可能でブルーバックでは不可能な事も実現できます。
*予告なく他の媒体への転写等を禁じます。
第一世代 信号処理装置
愛知万博で半年間実演いたしました。初期モデルです。
パソコンでは1画面生成に数日要する数学的な計算を本装置は1ピクセル13ns(nsは1秒の1000000000分の1)で処理してます。
弊社のリアルタイム演算技術を使用しています。
*予告なく他の媒体への転写等を禁じます。
第二世代 信号処理装置
現在画像処理研究機関で研究機材として活躍しています。第一世代に比べ更に距離検出制度に優れまたノイズの除去技術も施されています。
*予告なく他の媒体への転写等を禁じます。